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隠れ引きこもりメンタル弱めのB型主婦が、なんでもないことを書きます。

家族さえいればいい。家にいる時が1番幸せ。誰も構わないで欲しい。そっとしておいて下さい。でも本当は感謝しています。でもほっといてもらって大丈夫です。そんな葛藤の中、一生懸命に生きています。

「死なないで」と伝えられていたら。

f:id:kmrkarthappy:20170204084442j:plain今週のお題「私のタラレバ」

昨日、国際結婚してたらなぁ…という記事を書いた後、なんだかモヤモヤしていた。

私の中で、最大級の「タラレバ」

書いてみようかな… でも、やっぱり…
でも、やっぱり。
でもなぁ…

そんな葛藤をしながらも、何か伝えたくて今、携帯を握っています。



私のモットーは、「後悔しない」ということです。
なったことは全て必然。仕方がないと思うようにしています。
なかなかそう思えないことだってたまにありますが、ほとんどのことはそういうふうに受け止められます。
だって実際、その方が、打たれ弱い私にとってはとても安全な思考だからです。

ただ、これまで生きてきて一つだけ、どうしても後悔から抜け出せない出来事があります。

そして、きっと一生それは変わらないと思います。



私は当時、22才。
地元の幼なじみは男女関係無く仲が良くて、みんなまだ独身で、よく集まっては騒いでいました。


秋に入って、夜のドライブが気持ちよくなってきた頃、幼なじみの男の子2人に、ある夜急遽ドライブに誘われた私。
別にあの2人ならと、適当な服装で出かけました

気の知れた3人で、特に何を話すでもなく、どこかを目指すわけでもなく、ブラブラと夜の田舎道を走りました。
途中、コンビニでお菓子とチューハイを買って、1人の幼なじみの家に行くことに。
昔から知っているおじさんおばさんに挨拶をしたあと、部屋に入ってダラダラとDVDを見始めました。


このチューハイ、あんまり美味しくないよ。
このお菓子、うまいね。
てかこのDVDよく分からない。

そんな、なんの変哲も無い会話をしながら、私は眠くなってしまい、いつの間にかコタツでそのまま眠っていました。

ふと目が覚めると、真っ暗。 DVDも終わっていて、外はちょっと風が強い。
怖がりな私は、目が冴えてしまってもう眠れないし怖いしで、弟に迎えに来てもらえないかとメールをしました。

すると、ちょうど近くで友達と遊んでいたため、すぐに迎えに来てくれました。

さっ帰ろ(怖)と
はやく家を出たい気持ちを抑え、2人を起こさないように静かに立ち上がりドアを開けましたが、
ギイっという音で起きた1人の幼なじみが私に気づいて「気をつけて帰りなよ」と声をかけました。
ありがとう、とそそくさと家を出て、弟に拾ってもらい帰宅、私は自分の家でぐっすりと眠りました。夜中の3時頃だったと思います。

次の日は、普通に起きて、自宅でゆっくりしていました。ふと、昨日あの後どうなったかな?ちゃんと帰れたのかな?家のぞきに行ってみようかな。と思ったのですが、前日の夜ふかしが響いていたのか、猛烈な睡魔に襲われて、結局私はそのまま昼寝してしまいました。







今でも覚えています。
あの時の空気。心臓の鼓動。
覚えていますが、夢の中のような記憶。


夕方起きて、何もしないまま1日を終えようとしていた時のことでした。


一本の電話で告げられたことは
昨日一緒にドライブをした幼なじみが
この世を去ったことでした。











なんで






それしか言えませんでした。




それが全てでした。




事故でも事件でもなく、
彼は自らこの世を去りました。



なんで
そう思った瞬間に、私には本当は心当たりがありました。


いつもの笑顔が無かった。
ちょっと元気がなかった。
確かに、ちょっと違ってた。

人の表情を気にする癖がある私は、彼のちょっとした表情の硬さには気がついていました。

ただ、それは、もしかしたら私のことをちょっと面倒臭く思ってるとか、なんか嫌な気分になってるとか、 とにかく自分自身のことばかり心配していて…


本当は、そうじゃなかった。
きっときつかった。
気づいて欲しかった。
彼はSOSを出していた。


それなのに
なんで私は、自分のことしか考えられなかったんだろう…

変化に全く気づかなかった人よりも罪は重い。




昨日の夜、私がもし「大丈夫?」と声をかけられていたら、どうなっていただろう

「何かあった?」その一言が言えていたら、どうなっていただろう

彼に、あなたは私にとって本当に大切な人だと、伝えられていたら、どうなっていただろう

何があっても、あなたが生きててくれさえすればいいと、伝えられていたらどうなっていただろう



死を選ぶことしか出来なかった世界は、予想もできないほどきっと辛かっただろうに
彼は、最後に私に「気をつけて帰りなよ」と声をかけてくれたのに。

私は、彼を助けてあげられなかった。




もし彼と別れた頃、
16時間前に戻れたら、
辛いなら、逃げればいい!死ぬ必要なんて無いと伝えて
お願いだから死なないでとお願いするのに

ほんの5時間でも遡れたら
昼寝なんてせずに家を訪ねて行くのに



どう願っても叶わないことって、こういうことなんだと生まれて初めて知りました。

この世界で、私が断言できることなんて何一つ無いと思っていたけど
唯一、彼が死んでしまったという事は真実だと断言できることが悔しかった。

もう一生会えなくてもいいから、この世界のどこかで生きていて欲しいとさえ思った。



あの日から8年。
一刻一刻と、彼が生きていた日が遠くなるに連れて、悲しみが薄れるどころか、もう戻れないあの日の夜のことをより悔しく感じてしまう。

きっと、最期に一緒に居た私とあと一人の幼なじみは、一生この気持ちを忘れる事なく生きていくでしょう。
助けてあげられなくてごめんねと、一生謝りながら。




ただ、彼の死が教えてくれたことを胸に、私達は生きていくしかないのです。


自分の大切な人にその気持ちを素直に伝えるのは、今度じゃなくて今だということ。

きついときは、死ななくても、逃げればいいんだということ。

たとえ孤独の中にいたとしても、必ず誰かが自分のことを想っていてくれるということ。
この世を去る前に気づいて欲しい。


たくさんの人に伝えたいです。



私にとってこれ以上ない「タラレバ」

一生続く「タラレバ」です。